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大型案件レビュー
大型案件レビューは、受注前またはキックオフ前に、見積・契約・体制の前提を第三者の目で確かめ、採算に効くリスクを先に洗い出すサービスです。Valmoのサービスの入口で、案件の規模にかかわらず、ここから始めていただきます。
こんな案件に
- 受注額が、これまでの実績を大きく上回っている
- 見積の前提(AIによる効率化、オフショアの活用など)を、案件の外の人が確かめていない
- 社内に、提案や案件を審査する部門がない
- 受注した直後で、キックオフの前に計画を見直す時間がまだある
なぜ受注前に審査するのか
大型案件の赤字の多くは、見積・契約・体制が決まる受注前後に原因があります。受注前に確かめる数日は、受注後に数か月かけて立て直すことに比べれば、ずっと小さな負担です。
審査する8つの観点
無料の「受注前リスクチェック30」と同じ観点で審査します。診断で弱かった観点を、そのまま深く確かめられます。
- スコープと前提条件
- 見積の根拠
- 契約条件
- 体制
- 承認と意思決定
- 依存関係
- 品質と受入
- 採算
観点ごとに、Red・Amber・Greenの3段階で判定します。事実と、PMの見立てを分けて書きます。
無料のリスクチェックとの違い
| 受注前リスクチェック30(無料) | 大型案件レビュー | |
|---|---|---|
| もとにするもの | 御社が30の問いに答えた内容 | 実際の提案書・見積・契約案・体制図・スケジュール |
| わかること | どの観点が弱そうか | その前提が今回の規模で本当に成り立つか |
| 結果の中身 | 観点ごとの点数と、社内で確かめること | 見つけた事実、採算への影響の見立て、具体的な対策 |
進め方(2〜3週間)
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 1週目 | キックオフ(30分)、資料の受け取り、足りない資料の確認 |
| 2週目 | 審査。PMへの確認は、質問をまとめて1回、またはメールで行います |
| 3週目 | レポートの納品と、経営層向けの報告会 |
ご用意いただく資料
提案書、見積、SOWまたは契約案、体制図、マスタースケジュール。原価は役割ごとの標準単価で十分です。そろわない分はヒアリングで補います。
資料は秘密保持契約(NDA)を結んでから拝見します。エンド顧客との契約上、社外の第三者に資料を見せてよいかも、最初に一緒に確認します。
お届けするもの
- リスクと採算のレポート:8つの観点の判定、上位のリスク(影響の大きい順)、採算への影響の見立て
- 推奨する体制・契約条件・承認の進め方:経験者の配置、変更管理、受入の基準など
- 経営層向けの報告会(30分、PM同席)
- 次の審査の計画:受注後に第三者の目が必要かどうかと、その方法
レポートの抜粋(例)
架空の案件で作った例です。実際のレポートは、御社の資料にもとづいて作成します。
想定した案件:物流会社向けの配送管理システムの刷新(受注額1億円規模、開発の一部をオフショアで実施)。
Red見積の根拠
- 見つけた事実
- 設計・開発の工数を、生成AIの活用で一律30%減らして見積もっている。社内でAIを使った開発の実績は小規模な案件に限られ、オフショア側のメンバーが同じツールを使える契約にもなっていない。
- 採算への影響
- 効率化が想定の半分にとどまるだけで、開発工程の工数が足りなくなり、見込みの粗利の多くが失われるおそれがある。
- 推奨する対策
- AIによる削減は、実績のある工程(テストコードの作成など)に絞って見積もり直す。差額は、価格に反映するか範囲を減らすかを、受注前に顧客と合意する。オフショア側のツールの利用条件を契約で確かめる。
Amber依存関係
- 見つけた事実
- 顧客側の既存システム(基幹・倉庫管理)の改修を別のベンダーが担うが、その作業がマスタースケジュールに入っておらず、接続テストの開始日が双方で合意されていない。
- 採算への影響
- 接続テストが遅れると、体制の待機と期間の延長で追加の費用が出る。遅れの責任の所在も曖昧なまま。
- 推奨する対策
- キックオフ前に、別ベンダーの計画を組み込んだ統合スケジュールを自社が主体となって作り、顧客を交えて接続の日程と責任の分担を合意する。遅れた場合の扱いを、契約の前提に書く。
実際のレポートでは、8つの観点すべての判定と、影響の大きい順に上位のリスクを、このような形でまとめます。
料金の目安
| 案件の規模(受注額) | 料金の目安(税別) | 審査の範囲 |
|---|---|---|
| 2,000万〜1億円 | 40万円 | 8観点すべての判定と、上位リスク3つの詳細 |
| 1〜3億円 | 60万円 | 8観点の判定と、上位リスク5つの詳細。推奨する体制・契約条件 |
| 3億円〜 | 80万円〜 | 上記に加え、マルチベンダー・オフショアなどの構造の審査。経営層との報告会を最大2回 |
案件の内容や資料の量によって変わります。正式なお見積りは、無料相談のあとにお出しします。
創業価格(先着3社)5,000万〜1億円の案件は30万円、1〜3億円の案件は40万円。事例掲載(社名・ご担当者名・コメント)にご協力いただける方が対象です。
役割分担
案件の主役は、これまでどおり御社のPMとチームです。実行の責任は御社に、審査の責任はValmoにあります。
| 御社(PM・チーム) | Valmo | |
|---|---|---|
| 案件の実行と成果 | 計画の実行、日々の進捗とタスクの管理、成果物の作成と品質 | 計画と判断が妥当かの審査 |
| 顧客とのやり取り | エンド顧客への報告・交渉・合意 | 報告や交渉で押さえるべき論点と資料の準備 |
| 判断と意思決定 | 最終的な判断と、誰に上げるかの決定 | 判断の選択肢と根拠、上げるべきかどうかの推奨 |
| 資料と情報 | 既存の資料の共有 | 資料の審査と、リスクと採算のレポートの作成 |
| 会議 | 報告会への参加(PM・責任者) | キックオフと報告会の進行 |
よくある質問
受注した後でも依頼できますか?
はい。最も効果が大きいのは受注前からキックオフ前ですが、受注直後でも、計画や体制を見直す余地があるうちなら十分に意味があります。すでに実行中の案件は、案件アシュアランスまたはスポット審査をご検討ください。
資料がそろっていなくても大丈夫ですか?
はい。提案書・見積・契約案・体制図・スケジュールのうち、そろっていないものはヒアリングで補います。原価は役割ごとの標準単価で十分です。
リスクを指摘されたら、受注を見送るべきということですか?
そうとは限りません。多くの場合、見積の前提、契約条件、体制、承認の進め方を見直すことでリスクを下げられます。レポートでは対策の選択肢と根拠をお示しし、受注するかどうかの判断は御社にお任せします。
レビューの後に、続けて契約する必要はありますか?
ありません。レビューだけで終えていただいて構いません。報告会では、案件の規模と状況に合わせて、次の審査(案件アシュアランスまたはスポット審査)が必要かどうかもお伝えします。
受注後の審査については、案件アシュアランス・スポット審査をご覧ください。第三者審査の考え方は、プロジェクトアシュアランス(案件審査)とはで解説しています。
まずは、無料のリスクチェックか30分の無料相談から。
「大型案件 受注前リスクチェック30」は、30の問いに答えるだけで、案件のどこにリスクがあるかが分かります。無料・約5分・登録不要です。気になる案件があれば、30分の無料相談で個別にお話を伺います。